傷物語

2008年6月5日 趣味
無限から借りて読みました。

うん・・・なんていうか・・西尾さん最高ですね。
無限が「この小説の半分以上はパンツでできています」とか
言っていたんだけど(笑)たしかにそうだった。

以下、ネタバレ注意。

化物語では喋らないがためにけっこう影の薄かった吸血鬼の成れの果て、
過去の名で呼ぶならキスショット・・・がメイン。
キスショットのフルネームは西尾先生らしさ200%なんですが(笑)
結局憶えてしまった・・・うーん。
化物語のアララギ君の言い方からすれば、単純に襲われたのかと思ったけど、
そうではなかったんですね。
あれは襲われたとは言えないように思う。うん。

キスショットちゃん性格良かったなぁ・・・。
翼ちゃんの思い切りのよさも凄かったんだけど。
ひたぎちゃんも好きなんだけど、なんだよ翼ちゃんでもいいじゃん!と
思ってしまった。
西尾先生が恋愛要素をいれても、何て言うんだろう・・・。
ベタベタしてないというか、しつこくないから好きです。

あと忍野さん。
相変わらずアロハシャツくらいしか細かい見た目の描写はないんだけど、
実際どんな風にヴィジュアル化されるんだろう。
イメージと違ったら怖いなー。たぶん慣れるけど。

ちなみに私のメメイメージ↓

・目つきはよくないけど笑ってるからあまりそうは見えない
・アロハシャツの下は白い半ズボンかジーンズ
・ふらふら歩く
・声は子やs(略
・背は(アララギ君よりはあって欲しいので)176,7くらい

バトルシーンもたくさんありましたねー。
西尾先生は心理描写と言葉遊びの次に実はバトルシーンが上手いと
私は勝手に考えているんですが、やっぱいいなぁ。
アニメ化しやすそう。
グロがなんですか、断章のグリムなんかそのへん望めないんだからな!(何)
でもあれはあれで好きだ。

でも一番面白かったのは冒頭のパンツ描写です。
途中で「アンタどんだけ書く気だ」と思った読者は私だけではないはずだ。
あのへんは書けば書くほど趣味を露呈している気がする。
というか、あの場に双識兄さんがいたら面白いことになった気がする。
・・・あの人は中学生限定なんだっけ?でも喜びそうだ。
アララギ君・・・・。
アララギ君・・・・。

気になるのは、キスショットのその後。
キスショットはああなったけど、忍野さんが言うとおり、
また復活するリスクは多少なりともある・・んですよね?
そのへんの余韻残しもいい。

それからキスショットの名前。
→投げキッス
って意味なんでしょうか。ハートアンダーブレードはそのまま「忍」だけど。
アセロラオリオンってのがよくわからないなー。

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