嶽本野ばらさんの逮捕・・・Psychedelic Insanity

アリカ様ー。

ああ鬱になる鬱になる鬱になる。
弟がタバコ関連でお隣さんに謝罪に行ったり野ばらさんが逮捕されてたり・・・。
（※「下妻物語」の作者さん）

野ばらさんのは「ロリータ」しか読んだことないんだけど、割と好きですよ？ご本。
因みにその「ロリータ」、ロリータファッションに詳しくて乙女のカリスマと
呼ばれる男性作家が、どう見ても18以上だけど実年齢は小学生な
女の子と恋愛関係になり報道やらに散々叩かれる恋愛小説です。
最終的には業界から干される・・寸前で終わる。
しかし皮肉というか、まさか大麻所持とはね・・・；
唯一アレだったのは、街角インタビューでそれをきいたファンの子が
「あーやってそう」って言ったことですか・・・。

小説のほうではファンは結構ショック受けてたんだけどね。
興味本位か・・一番ありがちな理由だ。

まあ、反省して償ってまた戻ってきてくださると思います。
アリカ様の詩集の帯を書いた方だと思うとやりきれないので。
（「ロリータ」はドロドロしてなくて好きですよ。
変な所で無駄に生々しい描写のあるそのへんの純文学より遥かにいいと思う。
だけに残念といえば残念）

で、今回のアルバム。

最初（一周目）はんー？だったんだけど、二周したら
かなり中毒になりました。
陰陽座もそんな感じだった。

また今回も癖があるというか、片倉さんの精神状態が真剣に心配になる曲ぞろいです(^^)
いや、褒め言葉です。

以下、一曲ごとに感想。

全部好きなんだけど、個人的には「暗黒サイケデリック」「六道輪廻サバイバル」
「暴夜layla幻談」が特に好き。
♪「暗黒サイケデリック」は、アリカ様がファンに宛てて書いた歌詞のような
気がするんですよね・・・。
公式HPでも仰ってたけど、心の闇なんかどこにでもある！って言葉が
すごく沁みました。そうだよね。その通りです。
孤独感のある人は是非に歌詞検索するべきだわ！
探しなさい感じなさい敬いなさいアリプロジェクト。（何を言うか）

あとあと♪「六道輪廻サバイバル」！
ああ癖になる・・・！！皇子と巫女〜あたりの歌詞が好き。
「人生美味礼賛」がすきな人にはいいかもしれないよ。

♪「暴夜layla幻談」。
暴夜＝アラビア、　layla＝夜なのだそうで。
近作唯一かな？物語っぽい仕立ての曲です。
結局最後は魂とるんですね！「ダリの宝石店」みたいだ、歌詞は。
（曲調は全く違います）
テンポは速くないけど、多分微・黒アリ。異国感。

♪「若い死者からのレクイエム」。
白アリ。と言っても、「月夜のピエレット」や「ビアンカ」みたいなんじゃなく、
クラシックな・・・「鎮魂頌」みたいなイメージの白アリ。
なんか泣けます。君に死んじゃう前に・・とか、とても少ないけれど、とか。
段々で上がっていく音のサビが美しい。流石はアリカ様。
そんなこと言わないでよ！死なないで！って思っちゃう歌。
今苦境にある人に聴くことを勧めたい歌です。

♪「CYBER　DEVILS」。
今までのアリプロに無かったタイプの曲ですね。
癖というならこれが一番癖があるかも。
たぶん黒アリ。
曲調自体は割と静か（だと思うん）だけど、深ーい暗鬱が込められた・・・
ような音。
内容としては、電子に浸りまくってる子供たちが一番求めるものは
結局父母の愛情なのだという感じ。
珍しく歌詞がカタカナ多い。でも単語の選択がアリプロ。

♪「纏われし者ら」。
清廉な曲。どっちかといえば白アリ？よく判らない。
これもかなり新しい曲。そういえば無かった。
韻文詩はアリカ様にはあまり見られないので、一聴の価値あり。

♪「欲望」。
実は三周めまであまり好きじゃなかったんですが、4周めくらいから
「お？」と思った。
白アリの歌い方で黒アリを歌ったような、黒アリの歌い方で白アリを歌ったような。
・・灰アリ？
サビのシメが耳から離れない。

♪「青嵐血風録」。
アリプロ流大和ソング。第三弾。
これも結構好きです。纏う我は血みどろ！
戦場ってこんな風なんだろうな。
キングナイト的な音の折れ曲がりが好みです。
「勇侠青春謳」っぽい。地声だけで歌うとちょっときつそう。
（キングナイトはラスト以外はいけますけど）

そんなわけで今回のアルバムは買ってよかったと思いました。
やっぱ中毒性のある音楽じゃないとね。
最近本当に普通のポップスが聴けない耳だよ・・・。
ポルノと島谷ひとみさんくらいしか無理。あとTM。


ところで関係ないけど、最近お見合い系のサイトやら番組って多いですね。
皆そんなに飢えてんの？
それとも「負け犬」っていうくだらない言葉のせい？

私はそういう作為的な出会いって好きじゃないなぁ・・。
雲の上の人以外目に入らない。
結婚してもしなくてもそれって自由だと思うんだけど、
何でしない人を敗北者みたいに言うんだろう。
（単純に、釣りあう人や合う人が居なかっただけって場合も多いはずだよね）

だもんでうちの父母よ、孫の顔は弟次第です。（おい）
なんかまたギャル系の子と付き合ってるから不安だけど。
あれほど清純派をつれて来いって姉ちゃん言ったじゃねえかよ！（言ったのかよ）