パフュームみてきました。
母がタダ券を当てたおかげです。
ネタバレがイヤな方は読まないで下さいね。











あれ、DVD買う人いるのかな。

いやけしてつまらんとかじゃないです。
むしろ面白いですよ。
なんと言うか、真面目に観て突っ込み入れちゃいけない映画。
これはエンタメなのだと割り切って観るべき映画です。

ひとことで言うと、芳香漂うすっぽんぽん映画。

すごい嗅覚を持つ男・グルネイユ。
彼は天才的な香水調合師だが、美少女を次々に殺しては
香水に変えていく。


まああの、きれーな女の子を素材として次々に香水に加工してくんですが・・・。

エロい。なんか全体的にエロい。

冒頭の最初に殺された女性、あれ一部人形だよね!?
人形でなければちょっとこれやばいだろうというシーンがあるのですが。

一番最後のシーンでも軽く400人は素っ裸になりますし。
あのシーンはただの愛撫で済んでるのかそれとも。

主役よりエキストラのほうが遥かに大変な映画って珍しいかと。



主人公はほんと凄い嗅覚の持ち主で、前半は恵まれない人生を
おくるのですが、街に出てから自分の知らない香りを知り、
香水調合師になります。
ですが偶然であった女性のいい香りに惹かれて、うっかり殺します。
彼女の匂いを手につけようとするんですが、まあ残るわけない。
(それが調合師になった理由;香りを保存する方法を学びたい)

で、調合師としての基礎を教えてくれた職人から香水のメッカとも
いえる都市でしか生物の香りの保存方法は学べまいと言われてそこへいくのですが、
そこで・・・大量に女の子を殺しちゃうんですよね。

職人に教わった「伝説の香水」を作ろうとして。



出てくる女優さんがこれまた美人ばかりです
(途中の双子はあまり綺麗だとは思わなかったが)。
まあ、全員すっぽんぽん+丸坊主にされたあげく、
動物の脂を塗りたくられてそれを削がれたらあとはポイ
ですけど。

※動物の脂・・これで匂いが採取できるらしい。


全体的にナレーションが案内してくれてわかりやすいです。
意外な要素が伏線になってたりして、構成は見事。
でも常識で考えちゃうと突っ込みどころが後を絶たないので負けです。(何に)

まーまた主役の演技が上手いこと上手いこと。
設定上彼は頻繁に鼻をヒクヒクさせるのですが、
これがすっごく変態チックに仕上がってます。すごい。
多分あの役を離れたらかなりまともな人なんだろうけど、
それでも近寄りたくなくなるような演技です。

しかしパパは、パパだけは伝説の香水に騙されないでいてくれると
信じてたのに私!
「My Son・・・」ってちょっとアンタ!
ローラを殺した男にそりゃないだろー!!!
ちくしょージャンのやろー!!



最後に、あれだけ言っておいてなんですが、ひとつだけ。

舞台はバリバリのフランスなのに、
なんでメインで使われる言語が英語なんだ。


一部理解できてビックリしたわ!
母によると時々思い出したようにフランス語も混じってたらしいけど、
気づくわけないわー!!(混乱)

コメント