陰陽珠玉

2006年12月10日 音楽
ちっくしょおお
陰陽座2007カレンダー売り切れ!
次の入荷(があれば・・・)待ち!
今日買おうと思っていたのにィイイ!!!!!!

という理由で凹み中です。(ファンだからね)
アルバムを購入してウハウハしてる間があったらすぐに最新グッズの手配をしろ、という話。うあああ。

このアルバム、今まで知らなかった歌が入ってて名曲を
発掘できたのもうれしいんだけれど(月に群雲花に風がすごく好き。
ハイテクニック過ぎておそらく私は歌えないけど)
バイオグラフィーと音楽業界の人たちのコメントが読めるというのが
個人的にとってもよかったです。
そうかー、陰陽座はこうとらえられてるんだなぁー、みたいな。

以下、個人的音楽私見。
えらそーな意見がつらつら続くのでそういうの嫌いな方は
スルーorバック。







アリプロもそうですが、陰陽座みたいにヴィジュアルにこだわるバンドは
あまねく「ヴィジュアル系」って呼ばれて、世間からちょいと
(少なくともJ−POPの新人よりは)音楽を敬遠されている気がするのです。
まあ確かに、メタルだったりパンクだったり(私はパンクな音楽は
好きではないんだけど)するけど、しかし名曲が多いんだなこれが。

JFN?(だっけ)歌謡祭を見てたんですけど、なんか・・・アレだなぁ。
最近のJ-POP、なんか全体的なレベルが低下してるなぁ・・・・。

絢香とそっくりな声の歌手が大量にデビューして誰が誰やら
あまり区別がつかない
し(スローテンポで声が低くて・・・?)
誰だったか忘れたけど、歌手本人の作詞じゃないんだけれど
ものすっっっっっっっごくありふれた単語ばかりの歌詞
流れてて本気で嫌気がさしたり。
・・・「愛してる」とか「君の心に届け」みたいなんだったはず。
真面目に聴きましたが終わって3秒後には忘れてしまった。

ホワイトベリーがまだ居たあたりで「売れた歌の歌詞にいちばん
使われている単語」特集をテレビでやっていて、
まあ一位は「君」だったそうなんですけど、
確かに多いですよね・・・「君といつまでもー」とか「君のそばに」とか。


誰やねん君って!
聴衆か?何!だとしたら夢ソングか!(違います)
一人称もなんかだいたい「僕」だけど、
普段は君たち「俺」だろう!
一人称まで偽ってたら本音で愛を語ってる感じがしないよー。
ほんとに普段から「僕」ならばこれは関係ないけど。


アリプロや陰陽座ほどにすごい歌詞の使い方をしろとまでは
要求しませんけれど(というか今のJ-POPに、あの人たちに追いつける
歌手なんてそう沢山はいねぇ

まあ・・・・最低限・・・・・・・

恋愛ばっっっかり歌うのはそろそろ
抑えてもらいたいなー。
ポルノの「M-NAVI3」とか「オレ、天使」とか「アゲハ蝶」みたいな
弾けたのとか哲学的なのをもっと聴きたいです。

最近の音楽でヒットしたのなんてアクアタイムズの「決意の朝に」
くらいだったかなぁ・・・
スイートレボリューションも良いと思いましたけれど。



そういえばバイトで音楽コーナーに一時間だけ休憩代理で入ったとき、
三回くらい「ぼくはくま」の問い合わせがあったんだけれど、

やっぱり歌詞、谷川俊太郎さんとかが書いてるのとはレベルが違うなぁ・・・
所詮は若造だよなー(お前もだ)

と思った。
子どもには単純なほうが受けるからその意味では間違ってないけど。

アーティストって言葉が、なんか最近すっごく軽い。
直訳で「芸術家」ですよ?
歌手で、歌で稼いでるんだから歌いかたを工夫するのは当たり前。
声のかすれを狙うか歌に支障をきたさない自信でもない限り、
すすんで煙草吸ってたりしたら失格だよ。

携帯とかの開発者だってがんばってスリム化するじゃないですか。
すげー難しい設計図的なものを考えてるじゃないですか。
・・・なんか違うの?両者。
少なくとも歌うだけの人はべつに芸術家じゃないと思う。
作詞や作曲をする人はする人で、も少し・・・
せめて書いた人の区別がつく程度には独創的なものを作ってから
そう名乗るべきだよー。


というのが、アルバム1枚出すのにファンを5年も待たせた福山まさはる(漢字忘れた)
に対してちょっとむかついた私の私見でした。
・・・ファンじゃないけどね。でも感情はわかるっていうかね。

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