ちょっと真面目に毒吐きまくりで語ります

去年の芥川賞受賞作品が好きな方は読まないで下さいませ。
・・・読んだ後の苦情は受け付けませんよ?(小声)

でも読書スキーさんがメールくれたら返信します。(更に小声)




最近の芥川賞受賞選考おかしい。
なんですかあれ?インストールは読破、蛇ピアは
少しお店で立ち読みした程度ですが。

「全部私の血肉になればいい」(←うろ覚え)
「何が変わった?何も変わらない。でも〜」

かっこいい言葉で内容の無さをごまかさんといて下さい?

特に完読した「インストール」。

ちゃんと読みましたよ?ちゃんと真面目に。

でも結局何が言いたいのか。
それが全く分からん。伝わってきませんでした。
ただ不登校気味の女子高生がエロチャしただけでしょ?

そんなん腐女子なら結構な数がやってma

失礼。

なんかね、純文学じゃないよあんなの。
純文学ってのは芥川龍之介の作品みたいなのを
言うんじゃないのかい。


物心ついたときから読書読書読書の私はよんでみて
思わずカチンときました。
あんなので誤魔化されませんよ絶対。

それなら純文学だよこれが、と推薦するのは何か。
(↑解決策の提示までしないと気がすまない子供な奴)

・「ホワイトアウト」
・「ターン」(北村薫作)
・「つめたいよるに」(江国香織作)


趣味に走ってるわけじゃありません。断じて。

実際3度も4度も読んでみて、「あぁこれが純文学」と
思ったものだけをあげました。

特に「ターン」。
これを純文学と言わずして何と言えと。
ストーリー上他の人が書いたら確実にだらだらするのに、
飽きさせず、
かつゆっくりと素直で綺麗な文体で綴る文章。
しかも著者は男性なのに女性の気持ち100パーセント。
これよ!こういうのが純文学なんだよ選考委員!!(絶叫)

ちゃんと隅々まで調べたわけ?
私にはね、「ターン」よりインストールや蹴りたい背中ごときが
優れているとは死んでも思えないよ。
もっと言うなら絶版して欲しいね。

力量の無い本が広まるなんて我慢ならない。
読む側は(て言うか私は)感動とか思考とかだけを
要求するんじゃない。
それを表現する技量は、間違いなく重要なんだよ。
心の萎えるような技量足らずの本は存在しないでくれ。

ストーリー重視じゃない傾向は分かります。純文学だもん。
でも技量も足りないって何よ。しっかりやれよ選考委員。
今度またこんな事があるようならもう読みませんよ。

本が好きだとこういう戯言も考えてしまいます。阿呆だから。
誰か読書好きの方で語れませんかね。とか言ってみる。

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